音無サノトの空想録

4コマ漫画と創作日記

【漫画制作】画力向上練習:22日目

どうも音無サノトです。

昨日のイラストの続きを描いていきます。

 

線画 

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雲やら木の葉っぱ、石畳の質感などは色のタッチで表現するので線画はキャラと遺跡の大まかな形が中心です。

線画もブラシを変えてみると表現の幅が広がりそうです。

今回は木のみきの部分をざらざらするペンで描いてみました。

それと手前の線を若干太くしてみるなどの遠近感も意識。

 

ただ課題なのが線画の時点で下書きを修正することが多々あり時間ロスしたこと。

特に人物の手ですね。

もうめちゃくちゃ苦手で、下書きでも誤魔化して描いてた部分が

線を引く際にどう引いていいのかわからなくなって結局直す羽目に。

もっと観察しないといけないなと思いました。

 

色ラフ

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ある程度のシルエットをベタ塗りしていきます。

本来ならバケツ塗りでサクサク進んで、シルエットの試行錯誤をするはずだったんだすが・・・

線画を綺麗にやらなかったことと、隙間を開けてしまったことでかなり手間がかかりました。

良くない。

線画の時点で次の工程を考えて隙間を作らない意識をする必要があるなと思いました。

背景の量が増えるとかなりそれも手間になっていくので改善したい。

色ラフの時点では色の選択と影、ハイライトのシルエットを整えるのに時間をかけたいのでベースの色塗りに手間がかからないようにしたいです。

 

仕上げ(途中)

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遺跡の模様が終わらない。。。

 

もしかしてツール使った方が早いんじゃないかと思って試したのですが・・・

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ダメです。

直線すぎます。明らかにツール使ったのがわかります。

これじゃあ面白くない。

根気よくフリーハンドで描いていくしかないのですが、

もっと効率よく描ける方法はないものか。。。

そういえば漫画の背景描いている時もこんな思いだったな。。。

誰もこんなとこ見てないんじゃないかという模様の線をひたすら引く作業。

しかもクオリティに繋がってない感じを持ちながら。

めちゃくちゃ背景の線が描き込まれている絵を描く人たちは一体どれくらい時間をかけているのでしょうか。

辿り着きたいその領域。

 

線画に2.5時間、色ラフに2.5時間、仕上げに5時間。

着彩の続きを明日やります。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

【漫画制作】画力向上練習:21日目

どうも音無サノトです。

描きたくない気持ちと向き合って立ち直りました。

やったことはイラストの動画講座を見まくっていっぱいヒントを吸収するということです。

頼るべきは先人の知恵ですね。

同じ志しがある人で先に歩んだ人は同じ壁にぶつかってますし、それを乗り越えた方法も知っているので助かります。

素晴らしき情報社会。

 

ということで得たものを取り入れながイラストを描きます。

日に日に作業量や試行錯誤の量も多くなっているので段階ごとにメモしておきます。

 

 

 アイデアだし

今回のイラストは「ファンタジー感を出したい」のと「キャラを4人いれてみる」という2つが課題となります。

それで冒険しているシーンはどんなものがいいだろうかとアイデアを出していきます。

f:id:otonasisanoto:20210323110602j:plain何を描くのかと、シーンのイメージを文章で書き出しつつ、

シンプルな図形で構図のレイアウトも描きます。

 

遺跡を舞台にすると面白そうな感じがしたので今度は遺跡を中心に構図を考えます。

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建物も写して、人物も写すとなると上からの構図はややこしいのでやめた方が良さそうです。

ただ下にも空間があった方が面白いので遺跡の2階から撮る構図がいいな〜と考えました。

さらに橋とかあったらなおワクワクします。

 

遺跡のデザインをさらに考えていきます。

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ここでもまだ単純な図形のみで構築。

柱、窓、階段の位置や形状などを資料を参考に考えていきます。

デザイン重視で建築的に問題ないかどうかは考えません。難しいので笑

 

Blenderというフリーのモデリングソフトを使って配置を考えていきます。

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大まかな形を決めていきます。

今回は四角と円柱だけで作成しました。

モデリングで考えると色々なレイアウトを実際にみながらできるので便利です。

このモデリングをする際に建物の大きさを調べておくと、よりリアルに近い比率で考えることができます。

 

せっかくなんでソフトの力を借りて光源を設定します。

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ライティングも自由に動かせるので気に入った場所に光源を設置できます。

なるべくキャラたちに光が当たるように調整。

モデリングの力が必要になってきますが、これを応用すれば複雑な建物も描けそうです。

ただ難しんだよな〜、モデリングは…

 

ラフ

モデリングの画像などを参考にラフを制作。

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ほとんどモデリングのシルエットを使いますが、

質感などの遠近感を後で描くために形を元にパースも引いておきます。

ここはモデリングにテクスチャ貼っておけば、その作業も要らなかったかな。。。

今度からテクスチャを貼ったバーションも用意してみます。

そしたらラフがもっとラクにできるかもしれないです。

 

下書き

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ラフを元に下書きでもっと描き込みます。

キャラを中心に今回のテーマになっている遺跡の質感を出します。

レンガみたいな並びは2分割を何度も繰り返すといい感じになりました。

ラフさえしっかり描いていれば下書きの量が多くても速く描けます。

最初のアイデアだし、資料集めの密度が勝負ですな。

 

影のシルエット作り。

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モデリングソフトで光源を設置して影の形はできているので、それを参考にシルエットをいれていきます。

キャラにかかる影も含めて、大胆につける方が見栄えがいいです。

 

画面の左側にアーチ状の穴があいた影ができるので面白い見栄えになりました。

 

今日はここまで。

イデア出しに3.5時間、ラフに2.5時間、下書きに3.5時間を要しました。

やはりアイデア出しというか構想段階でかなり詰めて考えることがクオリティに繋がりますね。

問題はこの味の良さを色塗りで潰さないことですな。。。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

【漫画制作】画力向上練習:18・19・20日目

どうも音無サノトです。

昨日、一昨日の分もまとめて掲載。

なんか思うように筆が動かない、絵を描いていて楽しくない、という壁にぶつかっています。

描きたい構図から何も思いつかない状態です。

一回、気持ちをリセットしたいです。

 

とりあえずやったことの羅列。

 

適当に描いた線から構図を見つけるという発想法。

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ワンドロ(1時間以内で絵を描く)をやってみた。

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キャラ4人のイラストを描きたいと思って挑戦したけど挫折。

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根本的にブラシのタッチを把握してるか怪しかったので確認。

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色の明度と彩度の違いを深堀りしたくて実践。

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大丈夫。私ならできるはず。

大体、こうやって行き詰まった後に大きな成長が待っている。。。はずです。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

【漫画制作】画力向上練習:17日目

どうも音無サノトです。

今日は新キャラを考案中。

複数人のキャラがいるイラストに挑戦して見たかったので。

 

とりあえずアイデア出し。

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とりあえず3人考えているんですけどね。

前々からなんとなーく考えていたキャラたち。

もうアイデア出しは勢い任せの方がいいです。

ここで考え込むと全く先に進まなくなります。

 

髪型のシルエット作り。

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2頭身のキャラで考えると髪のシルエットが考えやすいと学んでからシルエット作りはこうしてます。

黒髪の髪型にホワイト入れて髪の光を表現するのがうまくいかないんで試行錯誤。

デフォルメ強めの絵に細かく入れると違和感がありますね。

 

もうちょいイメージ固め。

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うーん、作り込みが足りないですな。

刀と弓をそれぞれに持たせたいんですけど難しい。

難しいというか自分がやってこなかっただけですな。要練習。

 

全く0から1を生み出す作業は大変です。 

明日もキャラ描いていこうと思います。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

【漫画制作】画力向上練習:16日目

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どうも音無サノトです。

今日、散歩をしていたら近くの小学校で卒業式の準備らしいことをしてました。

旅立ちの日に」を歌っていたのが聞こえて懐かしい気持ちになりました。

 

さて画力向上練習の16日目です。

各段階で振り返りを行っていきます。

 

イデア出し

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昨日は構図の案を2案以上は出そうと思いましたがシンプルな図形だったらもっと出せるなと思ったので数案だしました。

イデアの段階では数を多くした方がいいですからね。

石垣は入れたかったけど最終的に決めた構図に合わなさそうだったのでやめました。

小さい四角にシンプルな図形を設置していく方法は構図を考えやすいので今後も使っていこうと思います。

 

ラフ

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赤い線はさいとうなおき先生の講座で配布されていた3分割法の画像を参考にしています。

そして最終的に決めた構図は少し斜めになっているものにしました。

斜めになっていると画面に動きが出るのでいい感じかなと考えました。

 

下書き

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昨日の反省を活かして陰影のシルエットもこの段階で描き込みました。

後の工程でこっちの方がラクにできたのでこの方法を採用していきます。

というか今、ブログを書いていて気づいたのですがキャラの陰影を描き忘れてましたね。

下書きの段階でシルエットを固めた方がいいので次は忘れないようにしないと。

 

線画

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背景の雲やら草原やらは線を描かない方がいいなということでキャラのみの線画です。

キャラの周囲の輪郭線を太く修正しています。

この方がキャラがはっきりと見えるということで。

 

色ラフ

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全体の色味と大まかな陰影もこの時点で決めておきます。

こっちの方が後で迷いが少なくなります。

それと色の指標があるのでグラデーションなども塗りやすい。

やっぱ一つ一つの段階でしっかりと作業した方がいいです。

 

仕上げ

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全体の色や質感を表現して完成。

レイヤーで色相、加算・発行、覆い焼きなどを使うと仕上げがしやすかったです。

今まではなんかうまくいかなかったんですけど色味があっていればある程度は綺麗になるなと実感。

 

課題としては質感の表現にもっとこだわりたいですね。

参考になる絵などを拡大してタッチを確認してみることで解決できるかな?

使うブラシと筆の方向をまずは分析するのがいいかなと思います。

個人的にはぼかす処理がイマイチわかってない気がするのでそこも重点的にやりたいです。

 

まとめ

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次回はもっと描くものを増やしていこうと思います。

デザインと色味のコツを掴み始めているのでいい感じです。

この調子でやっていきたいですが経験上、必ずどこかでシンドイ瞬間がくる。何事も。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

【漫画制作】画力向上練習:15日目

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どうも音無サノトです。

今日は画力向上練習を始めて15日目。

半月が経ちました。

イラストを1枚描いたのですがその過程を細かく振り返ろうと思います。

 

せっかくブログにしてるんだからね。

もっと試行錯誤したことを残しておいて自分の学習に繋げましょ(・∀・)

 

まずアイデア出し。

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前回のイラストを踏まえて空と大地を中心に描きたいなと思ったので、キャラは小さめで背景が画面の全体を占める絵をイメージしました。

構図を考える際は画像の左下でやっているように単純な図形で考える方がいいらしいです。

何を描くのかを文章で箇条書きして、それをどこに配置するかを単純な図形で考える。

そうすることでシルエットの試行錯誤がしやすいです。

今回は1つしかアイデアを出してないので次回は少なくとも2案は出すようにしようと思います。

 

次にラフ。

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ラフは大まかな形をとってそれを分割していくように作成します。

この時点である程度は描き込んでおく方が後がラクです。

今回は雲と草原、石垣の雰囲気を出すのに集中しました。

 

次は下書き。

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ラフのシルエットを元に線画をする際に迷わないように整えていきます。

この時点で影の位置を考えておく方が後で楽だなと思いました。

次は影のシルエットも描き込むようにしておきましょ。

 

次は線画。

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後の工程で気づいたのですが雲とか草原とか線の輪郭が要らないなと思うやつは描かない方がよかったです。

線で描くべき部分とシルエットで表現してしまう部分を考えた方がいいです。多分。

 

次に色ラフ。

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色ラフというのを初めてやったような気がします。

この時点でベースの色を決めて全体の色彩を整えます。

色を決める際、明度と彩度の差があまり広くならない方が全体にまとまりが出るということを知りました。

今日はこれが一番大きな収穫です。

前回のイラストの色を確認したら、もう明度と彩度がバラバラ。

白黒で見た時はここまで酷く見えなかったのになんで色を塗ったら全然いい感じにならないのだろう、という疑問が解決しました。

上手い人は色数が少なくても見栄えがいいですからね。

色の組み合わせって無限大で、どうやってそこから選択すればいいのだろうと思っていたのですが、明度と彩度の差を意識するだけでだいぶ試行錯誤がラクになりました。

今後はこの考えを元に色のセンスを学んでいけます。

 

そして描き込みと仕上げ。

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今回は背景を先に描いてクオリティアップをはかりました。

 

まず草原なのですが、ここは下地になる色のグラデーションと草の表現にもう一工夫必要な感じがします。

もうちょっとコントラストを大きくした方が奥行きが出るかな?

まだ練習が必要です。

 

次に雲なのですがラフの時点で細かく描いておいたので前回よりはうまくできました。

それにブラシも水彩やエアブラシだけじゃなくメディバンにあった雲、もこもこ水彩というブラシを使ったためだいぶラクになりました。

絵のタッチを考える時はブラシがかなり重要な役割を果たしていると学びました。

ただ雲の影になる灰色の部分がちょっと雑な感じになったのが残念。

雲を描くときはこの部分も先に色ラフでベタ塗りした方がいいかもです。

次回、試そう。

 

次に石垣なのですがもうちょっと描き込みたかった。

質感と色味が足りない感じがします。

ここも描き方を要研究。

 

今回は背景に力を入れたためキャラクターにかける時間が足りなくなってササッと塗ってしまいました。

それでも色の選択がよかったので前回よりはマシです。

まだアニメ塗りに近いベタ塗りなので、これをグラデーションがうまくかかっている魅力的な絵にしたいです。

 

そして今回は完成した絵を写真加工してみました。

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なんか色々と適当にいじったらやらない方がいいなって思ったのでボツに。

着彩をしたときもそうでしたが感覚でやったら自分はうまくいかないみたいです。

確実に理論で突き詰めていかないとよくはならない。

なので写真加工を入れるなら写真加工の知識も仕入れないと。

でもそれはなんか遠回りな気がするので一旦忘れよう。

 

ということでまとめ。

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次回は今回の反省を踏まえて空と大地のイラストの魅力をあげていきます。

それにプラスして描くモチーフも増やしたい。

今回だったら飛んでる鳥とか描いてもよかった気がしますし。

 

それと今回は色ラフの際にベースの色しかやってなかったので影のシルエットもベタ塗りしてみようと思います。

なんならハイライトも入れていい気がしますね。

色を選ぶ段階とタッチやグラデーションを描く段階で分けた方がより魅力的な絵になりそうです。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

【漫画制作】画力向上練習:14日目

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どうも音無サノトです。

今日はオリジナルキャラのデザインを詰めていく作業をやってみました。

 

今日の練習で発見したこと

  • 練習前にラフを描いて準備運動をした方がいい
  • デザインはシルエットとカラーを分けて考える
  • 色はベース、カゲ、ハイライトの3色から考えていく
  • インプットが少ないものはそもそもアイデア数も少なくなる

 

イラストを描く際にキャラや色で迷わないように一つ一つのビジュアルを詰めてみました。

これでイラストを描くごとに迷う色が少なくできればいいんですがさてどうか。

 

色の組み合わせって無限にあるから、もうどうすればいいのかわからなくなってきます。

きっとある程度、基礎的な法則があるはずなのでそれを意識しながら作品を作れるようになればと。

 

明日はイラスト1枚仕上げてみます。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!