どうも音無サノトです。
今日は画力向上練習を始めて15日目。
半月が経ちました。
イラストを1枚描いたのですがその過程を細かく振り返ろうと思います。
せっかくブログにしてるんだからね。
もっと試行錯誤したことを残しておいて自分の学習に繋げましょ(・∀・)
まずアイデア出し。
前回のイラストを踏まえて空と大地を中心に描きたいなと思ったので、キャラは小さめで背景が画面の全体を占める絵をイメージしました。
構図を考える際は画像の左下でやっているように単純な図形で考える方がいいらしいです。
何を描くのかを文章で箇条書きして、それをどこに配置するかを単純な図形で考える。
そうすることでシルエットの試行錯誤がしやすいです。
今回は1つしかアイデアを出してないので次回は少なくとも2案は出すようにしようと思います。
次にラフ。
ラフは大まかな形をとってそれを分割していくように作成します。
この時点である程度は描き込んでおく方が後がラクです。
今回は雲と草原、石垣の雰囲気を出すのに集中しました。
次は下書き。
ラフのシルエットを元に線画をする際に迷わないように整えていきます。
この時点で影の位置を考えておく方が後で楽だなと思いました。
次は影のシルエットも描き込むようにしておきましょ。
次は線画。
後の工程で気づいたのですが雲とか草原とか線の輪郭が要らないなと思うやつは描かない方がよかったです。
線で描くべき部分とシルエットで表現してしまう部分を考えた方がいいです。多分。
次に色ラフ。
色ラフというのを初めてやったような気がします。
この時点でベースの色を決めて全体の色彩を整えます。
色を決める際、明度と彩度の差があまり広くならない方が全体にまとまりが出るということを知りました。
今日はこれが一番大きな収穫です。
前回のイラストの色を確認したら、もう明度と彩度がバラバラ。
白黒で見た時はここまで酷く見えなかったのになんで色を塗ったら全然いい感じにならないのだろう、という疑問が解決しました。
上手い人は色数が少なくても見栄えがいいですからね。
色の組み合わせって無限大で、どうやってそこから選択すればいいのだろうと思っていたのですが、明度と彩度の差を意識するだけでだいぶ試行錯誤がラクになりました。
今後はこの考えを元に色のセンスを学んでいけます。
そして描き込みと仕上げ。
今回は背景を先に描いてクオリティアップをはかりました。
まず草原なのですが、ここは下地になる色のグラデーションと草の表現にもう一工夫必要な感じがします。
もうちょっとコントラストを大きくした方が奥行きが出るかな?
まだ練習が必要です。
次に雲なのですがラフの時点で細かく描いておいたので前回よりはうまくできました。
それにブラシも水彩やエアブラシだけじゃなくメディバンにあった雲、もこもこ水彩というブラシを使ったためだいぶラクになりました。
絵のタッチを考える時はブラシがかなり重要な役割を果たしていると学びました。
ただ雲の影になる灰色の部分がちょっと雑な感じになったのが残念。
雲を描くときはこの部分も先に色ラフでベタ塗りした方がいいかもです。
次回、試そう。
次に石垣なのですがもうちょっと描き込みたかった。
質感と色味が足りない感じがします。
ここも描き方を要研究。
今回は背景に力を入れたためキャラクターにかける時間が足りなくなってササッと塗ってしまいました。
それでも色の選択がよかったので前回よりはマシです。
まだアニメ塗りに近いベタ塗りなので、これをグラデーションがうまくかかっている魅力的な絵にしたいです。
そして今回は完成した絵を写真加工してみました。
なんか色々と適当にいじったらやらない方がいいなって思ったのでボツに。
着彩をしたときもそうでしたが感覚でやったら自分はうまくいかないみたいです。
確実に理論で突き詰めていかないとよくはならない。
なので写真加工を入れるなら写真加工の知識も仕入れないと。
でもそれはなんか遠回りな気がするので一旦忘れよう。
ということでまとめ。
次回は今回の反省を踏まえて空と大地のイラストの魅力をあげていきます。
それにプラスして描くモチーフも増やしたい。
今回だったら飛んでる鳥とか描いてもよかった気がしますし。
それと今回は色ラフの際にベースの色しかやってなかったので影のシルエットもベタ塗りしてみようと思います。
なんならハイライトも入れていい気がしますね。
色を選ぶ段階とタッチやグラデーションを描く段階で分けた方がより魅力的な絵になりそうです。
本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!