音無サノトの空想録

4コマ漫画と創作日記

ありのままを出せる凄さ

『兄妹』 バフンウニ

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もしかしたら意味が違うんじゃないかと思って調べたのですが馬糞に似てたからだそうです。

他にも似ているものあっただろって思います。

 

どうも音無サノトです。

つい先日に完成させた絵です。

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う〜ん。

もっと可愛く描けなかったものか。

 

絵を描きながら色々と試行錯誤してるのですが一つ気づいたことがあります。

今まで意識してない部分を意識しながらやるとめちゃくちゃ頭が痛くなります。

筋トレと一緒で、普段使ってない脳の領域を使ってるからでしょうかね。

 

片頭痛って感じじゃなくて本当に筋トレした後のような痛さなんですよ。

鍛えてるな〜って感じ。

逆にラクに描けた時は手癖で描いている感じがあります。

やはり現状の自分の能力以上のことをしようと思ったら人間には負荷がかかるのでしょう。

体調に気をつけながら頑張りたいです。

 

話は変わりますが先日、TETORAというバンドのライブに行きました。

少し前からファンになっているガールズバンドです。

 

印象的だったのがボーカルの上野羽有音(ウエノ ハユネ)さんの曲の間に挟むMCです。

まあ私は、そんなに色んなバンドのライブを行った訳じゃないので、MCというのがどんな感じにされるか正確にわかっている訳ではないですが、ほとんどのバンドは雑談の様なものを入れたり、時には本音のようなエピソードを入れたりだと思っています。

 

ですが上野さんは違いました。

私の思考回路ではどうにも再現できないのですが、かいつまんで言うと、

 

今日ここでしかできない音楽をやる。

ライブでしかできないワクワクやドキドキをやる。

許すと忘れるは一緒な気がする。

 

その様な趣旨の話をしょっぱなからしてました。

何と言うか、いきなり純粋に自分の言葉をぶつけてきている感じ。

 

正直、話し方としては上手くないと思ったんですよ。

話の道筋が立っていて話してる感じがしない。

心に出てきたものを吐き出している様な話の内容。

 

だけど、めちゃくちゃ響きました。

こんな話の伝え方に初めて出会ったのような衝撃でした。

私じゃ到底、真似できない。

 

なんて表現すればいいのか。

理性で鎧をつけずに、心の中にあるものをありのままにぶつけているような感じ。

もうある程度、社会経験を一周してしまった私から見ると危うい感じもしました。

子供と大人の間にいて「あんな大人になってたまるか」という、自分の中に無かったとは言えない思いが垣間見えるような。

 

そして、その話の後に全てを歌に込めて叫んでいる。

 

改めてライブというものの凄さを感じました。

イヤホンの音楽とは根本から何かが違う。

 

あの瞬間、あの場所にいなかったら感じ取れないものがある。

そして、それを出そうとしているんだなって。

そう思いました。

 

ああ、なんか凄いな……

ありのままをぶつけるという凄さ。

 

私も自分の漫画の中でやりたいと思ってることがあるのですが、でもそれを表現するのに実力が足りなくて。

今はその道中にいる訳なのですが、なんか上手くやろうとしてるんじゃないか、もっと自分を出していいのではないか、とか悩んだりもします。

 

どこかメーター振り切れてない部分があるなって思います。

 

う〜ん。

もどかしさが消えない日々です。

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。