2019年8月21日。その日、とある男に転機が訪れた。
2019年のとある日。時間とお金にゆとりのある男が一人いた。
2017年から1018年までは色々とあって人生の紆余曲折を経験していたが、その反動でか2019年には好転し始めた男が。
まあ、それが私なんですけど。
せっかく今年はゆとりがあるのだから、これまでの人生でやったことないものを沢山やってみたいな~と何となく思いつつ、できそうなことから色々とやり始めた。
まずブログをやってみようと思い、このブログを設立。
それと前々からやってみたかった漫画制作の開始。
ツイッターもはじめ、ネットの向こうにいる人とコミュニケーションをとってみるということもした。
友達と秩父や浜名湖に旅行にいったり、ゲーム制作やら電子工作やら趣味を充実させたり。
なんやかんやで色々なことをやり始めていた。
自分がどれを好んで、どんなことが得意かなんてやってみないとわからない。
だから、今年1年は色々と手を付けて、来年から本気出してみるか~とか考えていた。
そんな中、もう一つやりたいことが。
音楽は好きでベースとかピアノとか弾いてみたりしているのだが、実はライブというものに一度も行ったことがなかった。
行く機会も行きたいという欲求も今まではなかったのだ
ただ今年は初めてをやりたい。
なので、好きなアーティストのライブに行ってみるか~と思い、自分の音楽のプレイリストから直近でライブをやりそうなアーティストを探した。
自分が基本的に好む音楽がアニソン、ロック、洋楽というジャンルで、その中でもロック・洋楽は主に80年代、90年代の歌を中心に、もっと古く言えばビートルズとかQUEENとかNIRVANAとかが好きで、そんな簡単にライブに行けるアーティストではなかった。てか、上げた3つのバンドはボーカルが夭折しているため、もう行けることはない。
なので選択肢としてアニソンというのが残ったのだが、アニソンはあくまでアニメが好きなのであって、そのライブを観に行くのもな~とか考えていた。
だってOPとED曲の2曲が主にだし、歌が好きでもアーティストがバラバラだから、なかなか一つのグループだけっていうのも悩ましかったのである。
それで考えたあげく、自分の中で2つのグループが候補に挙がった。
まず一つ目がマキシマム ザ ホルモン。
日本のロックバンドで他に類を見ないしびれる歌詞にデスボイスとシャウトを主軸とし、テンポ抜群の重低音ロック。
高校生の頃から好きなロックバンドでいつかはライブに行ってみたいと思っていた。
そして、もう一つのグループが今回のメイン。
それが22/7(ナナブンノニジュウニ)だった。
秋元康総合プロデュース、Sony MusicとANIPLEXがタッグを組んだアイドルプロジェクト22/7(ナナブンノニジュウニ)。
日本を代表する有名クリエイターがてがけたキャラクターを演じる声優アイドルを募るオーディションで結成された。
公式サイトより引用(下記URLを参照)
この22/7(ナナブンノニジュウニ:通称ナナニジ)に関しては以前にこんな記事を書いたことがある。
この記事では、なんか神のお告げといっては大袈裟だが、何かしら運命めいたものに導かれナナニジに出会ったことを書いてある。
ただし、この記事を書いている時点では、気になるアイドルグループだな~くらいで熱量はそれほど持っていたわけではないことをお伝えしたい。
話を元に戻すと、人生初ライブにはマキシマム ザ ホルモンかナナニジかどちらかに行こう、という判断をした。
ということで早速、2つのグループのライブを調べて応募をしておいた。
まあ、音楽のライブって転売とかが問題視されるくらいだから倍率って高いんだろうな~、そんなすぐには当たらないだろうな~、とか思ってた。
結論から言うとどちらも当たった。
当たったライブが以下の3つ。
8月21日(木):ナナニジ定期ライブ#8
9月20日(金):ナナニジAnniversary Live 2019
10月21日(月):マキシマム ザ ホルモンのライブ
応募したやつ全部に当たった。めちゃくちゃ驚いた。
えっ、こんなものなの? ツイッターでは外れた~とか嘆いている人が多かったのに、こんなに当たるの? ビギナーズラック的なやつか?
まあ、自分の引きの強さに驚きつつ、それぞれ当たった順にチケットを発券した。
最後に発券したのが8月21日(木)のナナニジ定期ライブ#8。一番先に行くライブが一番最後に当たったのは何でだろうとか思いつつ、コンビニで発券。
ライブ会場は「Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUER」というところ。
どんくらいの規模の会場かというのは下のURLを参照。まあ、小中規模くらいかなというのが自分の印象。キャパが352人とのこと。
Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE【公式】カトープレジャーグループ
なんでライブ会場まで詳細に紹介したかというと、実は自分の幸運はまだ続いており、
このライブ会場の指定席で2階最前列という絶好ポジションを手に入れた。
2階だからライブステージを全体的に俯瞰で見ることができるし、最前列のため前の人が邪魔になることもない。
そして、1階のファンの人たちも含めて全体を見ることができるのでライブの雰囲気を楽しむにはもってこいの場所だった。
発券して、座席をネットで調べた時は恐ろしく驚いた。
また大袈裟に言うが神のお導きかの様に、人生初ライブを楽しめる環境が整ったのである。
人生こんなこともあるんだな~とか思った。
余談だが、そのチケットを発券するときに何となく子供のころ好きだった10円ガムを食べたくて購入した。そしたら、その10円ガムでも当たりを引いた。
当たりが出たのでもう1個貰えるというやつだ。まあ、まだ交換してないけど。
てか、どんだけラッキーが続くんだよ。後でしっぺ返しみたいに嫌な事がこないでくれよ。
と未来が多少、不安になるくらい幸運が続いたのである。
ここまでが、ライブに行くまでの事前エピソードでありエピローグ。
ここから、人生初ライブを経験し、色んな人たちと出会い、そしてナナニジにどっぷりとハマる男の物語が始まる。
ということで次回に続く。いや、続かないかもしれない。