音無サノトの空想録

4コマ漫画と創作日記

カップ麺のフタが綺麗に開けられないけど、企業努力には感動する

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もう私はすでに3つほど破りました。

最初に見た時はなかなか画期的な発明だな、と思ったのですが・・・

どういうふうに開けることを想定してるんでしょうかね。

2つ同時に開けようとするとカップ麺を支える手がなくなるから開けづらい。

多分、片方を少しだけ開けてから、もう片方を開けるのが正解なのでしょうが、うまくいかない。

私が不器用なのかもしれません。

 

ただ、こういうちょっとしたアイデアを盛り込んでくる企業努力には感動します。

問題点を探してアイデアを練って実行する。

それをやってる人たちがどこかにいるんだな〜って思うと自分も少し頑張ろうって気になれます。

 

最初から上手くなんていかないですからね。

思いついたら実行してみる。

それを心がけたいものです。

「真面目」が創作の邪魔をする

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今夜の夕食はもつ鍋でしたが、なかなか美味だった。。。

 

それはそれとして、料理というのは絵に描くのが難しい。

鍋だと具材の質感や汁の透明感とかどうやって出していけば良いのやら・・・

 

もうちょい湯気をうまくかければ美味しそうに見えたかな。

それとも明暗をトーンで調整して質感を出すか。

ペンタッチでどうにか表現できる??

 

漫画を描いている人の頭の中ってこんな感じです。

漫画を描くようになってから、やたらと物の形や質感は見るようになりましたね。

これをどういう配置でどう描いていこうかと想像する。

そこからシーンが浮かんできて、こんな漫画を描きたいと妄想する。

それが楽しい。

 

ただ、この妄想がうまくいかない場合があるんですよね〜。

そういう発想したくないのにしているってやつ。

ニュースだとかネットとかで見る誰かの意見に対して生じる発想。

「いや、それ違うんじゃね?」って言いたくなるけど言ってもしょうがないから黙る。

この妄想が行き着く先は自分の中の正義なのでしょうが、私はそれにも懐疑的なのです。

自分が誰かの意見を違う、と感じた様に、他の人から見れば私の考えが違って見える物でしょうから。

 

だからそんなこと考えてないで楽しい空想世界を妄想していたい。

それを楽しく描く人になりたい。

 

そう思っているのですが。。。

 

どうも自分の中で培ってきた「真面目」なる部分が邪魔をしてくるのです。

そんな遊んでばかりいないでちゃんと現実を見ろ、と。

 

漫画を描いているなんて、遊んでいることと変わりはないですからね。

しかも、私がちゃんと就職していれば趣味としてはいいのかもしれないですけど。

フリーターの様な将来が何もない若者がやっているとなると、遊んでいると思われても仕方ないことです。

 

だけどな〜。

ちゃんと就職して、ちゃんと社会の歯車として働いてた時があまりにもしんどかったからな〜。

社会的にはいい状況ではないのですが、精神的にはいい状況な訳でして。

 

「真面目」さん。

もうちょい楽しく生きさせてください。

正論であまり自分自身をボコらないでください。

あなたを軸にすると生きるのが大変つらくなりました。

なので「あれが正しい」「こうするべきだ」と言わないでください。

そんなこと言ったら、せっかく考えた漫画のアイデアがどっかに行ってしまいます。

イデアがどっかに行ったら作品が描けなくなるでしょ。

そしたら漫画を描くことが楽しくなくなります。

 

それだけは勘弁してくれよぉー。

いま唯一やっている生産的な趣味なんだから。

 

明日もまた楽しく漫画を描きたいものです。

漫画を描く日々

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漫画を描いてると。なんでこんな面倒なことを何故わざわざやっているのだろう、とか思います。

なんやかんや3年は描いています。

よー描きましたなー。

Pixivに上がっている作品数だけで500話はいきました。

めっちゃやっている感がありますが・・・足りない!!

 

もっと漫画を描ける体制を構築していきたい!

 

一人でできることは限られていますが、それでもやりたい。

もうちょっと壮大な物語とか描いてみたいのです。

未知な世界への大冒険をゆっくり旅するような漫画。

描いてみたいな〜。

 

そのために、まずはネームの書き出しとアイデアボード作成。

そこから日々の4コマ漫画、原稿制作をやっていく感じ。

どんな作品にするのか、それにはどれだけのスキルが必要なのか。

そういうアイデアを集めています。

 

ゲームが好きなんでね。

オープンワールドのフィールドなんてまさに広大な世界の参考にできる部分。

このゲームのフィールド制作のノウハウを自分の作品に入れられないか模索中なわけです。

 

その中でも私にとって天敵となっているのが怠惰な感情。

こいつがいると、ネットやらYoutubeやら余計なことに時間を費やしてしまう。

昨日、友達とモンハンライズをやっててすごく楽しかったんですよ。

それで時間の流れが長く感じて、まだ15時なんだ〜とか言いながらやってました。

きっと濃密な時間を過ごしているから時間が長く感じるのでしょう。

漫画を描いている時にも起きます。

結構、描いたけどそんなに時間が経ってない感じ。

 

結局、集中してやっている行動の方がいい。

ネット、Youtubeもダラダラ見るのが良くない。

見るならシャキッと、情報を沢山集めて分析するくらいでないと時間は有意義じゃない。

 

ここら辺の違いなんでしょうね。

何事もダラダラとやると時間はあっちゅうまにすぎる。

けど集中して沢山やると時間は長く感じる。

怠惰が関わってくるだけで行動の質が下がってしまいます。

 

自分の中では、とにかく手を動かせぇー。

それが作品の完成に繋がるぅー。

なんて思っているんですけどね。

 

怠惰な気持ちに行動を止められてしまいます。

困ったもんだ。。。

 

それでも、今日は2ページ描けたから順調な方。

明日も描いて、このペースでいけば今週以内に一旦、完成かな。

仕上がった作品を見て、反省点を上げて、次回作へと繋げる。

これらを11月中にやればOKかな。

12月は来年に向けて始めることの色々を準備しつつ、創作できれば。

 

よーし。明日も頑張ろう。

映画『アイの歌声を聴かせて』の感想 〜人間よりも人間っぽいAI〜

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重要なところには触れませんが若干ネタバレしてるかもです。。。

 

『アイの歌声を聴かせて』という映画を観てきました。

吉浦監督のオリジナルアニメーション。

もう私は『イブの時間』『サカサマのパテマ』という作品に出会えてから吉浦監督のファンです。

公開初日に観に行くつもりだったのですが、仕事が入ってどんどん後回しに。

今日、ようやく観に行けました。

 

いや〜、とりあえず泣きながら帰りましたね。

いい映画を見た後っていつもの帰り道が綺麗に見えたりするのですが、今日がまさにそんな感じでした。

 

「サトミ、いま幸せ?」

 

AIロボットのシオンがヒロインのサトミにそう問いかけるんです。

ものすごいストレート。

しかも何回も聞くんですよ。

それでサトミを幸せにするために、あれやこれやとやっていくんですが・・・

 

なんだろう。

AIなんだけど、すごく子供っぽいというか、純粋というか。

プログラムしている通りに動いているんだけど、プログラムらしくない感じ。

行動が融通効いてない感じがロボットっぽいんですけど、人間よりも人間らしいなって感じる部分があるんです。

 

うまくやろうとしてない。

命令されたから、よし実行しよう、という感じ。

「サトミを幸せにするぞ!」って行動していくんですが「じゃあ幸せって何?」と聞くと「わかんない」って即答するんですよ。

ここがすごく印象的。

 

幸せが何なのかわからないのに幸せのために行動する。

 

人間だったら「幸せになりたい」→「そもそも幸せって何だろう?」という発想になると思うんです。

だけどAIロボットのシオンは違う。

「幸せにしなさい」→「わかりました!実行します!」って感じ。

それが純粋で、かつ本来の人間の姿に見えるなって。

 

どっかの哲学者が幸せになるためには幸せを追い求めてはならない、なんて言ってたのを思い出します。

幸せになるために幸せとは何なのかを考えてしまう。

それは逆に幸せから遠ざかる行為なんですよね。。。

だって考えている間は答えが見つからないのですから。

シオンみたいに幸せが何なのかなんて知らなくても幸せのために行動した方が答えには近づくんです。

そんで時々、「いま幸せかな?」って問いかけたら幸せかもなって気づくのでしょう。

 

だからシオンは行動する。

そして、自分の行動がちゃんと結果に繋がってるかを確認するためにシオンはサトミに何回も聞くんです。

「サトミ、いま幸せ?」って。

 

吉浦監督の作品って『イブの時間』でもそうでしたが、AIが日常生活の中にあるんです。

それが当たり前で、だからこその人間との線引きみたいなルールがある。

今回の作品だとAIロボットの侵入禁止エリアがあったり、田んぼを植えるロボットの近くに「人間が近づくと緊急停止する恐れがあるので近づかないでください」という看板があったり。

AIが人間生活を支配してるとか、AIと対立するといったことがない。

あくまでAIは人間の生活をサポートするためにある存在として描かれているのです。

そこが好きでたまらない。

「ああ本当にこうなりそうだな」と思わせてくれる。

目覚ましAIに「カーテン開けて」というとカーテンが自動で開いたり、炊飯器に「今日のお米は柔らかめに」というと水の量を調節したり。

家電と会話している。家電を人間というかキャラクターとして扱っている。

そのAIたちと命令というよりは会話をして生活している人々を見て、こういう生活が来るのかな〜なんて思います。

 

まあ、もう既にできるんですけどね。

時間が来たら自動でカーテンを開ける機械とか売ってますしね。

声で家電を操作するというのも技術的にはできますし。

ただ現段階では機械が命令されていることを認識するために最初に特定のワードを言わなきゃいけないのが煩わしいですよね。

「Hey Siri」とか「OK Google」とか。

これがなくて普通に機械と話すようにやりとりできたら「いいな〜」なんて思います。

その「いいな〜」と思うやつを描いてくれている。

それがおもしろポイントでもあります。

 

見て後悔はしないと思うので、ぜひ多くの方に『アイの歌声を聴かせて』を見てほしいです。

独身どころか彼女すらできたことないYo!

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独身か〜。

まあ私は独身な訳ですが、というか独身どころか彼女すらいたことないのです。

う〜ん、困った。

彼女いないことに困っているというよりは、彼女がいなくてもいい気がしなくないような、けどやっぱ作ってみたいような気がしなくもないような、そんな風に思っていなくもないようでない気がしなくないのです。

 

えっ、どっちだこれ。

 

いや〜なんだろう。日によりますね。

彼女欲しいな〜って思う時もあるし、やっぱいいやってなる時もあるし。

「いや、今までいたことないのだから作ってみるべきだ!」とは思うようにはしてます。

経験したことないのに経験した後のことをシミュレーションしても意味ないと思うので。

 

彼女を作ると決めるまではいいが、本質的な問題はその後の具体的な行動プランが何もないことです。

ないどころか、そのプランを考え始めると疲れて、やっぱゲームしよ〜、ってなるから一向に何も進んでいないという状況が起きます。

あっゲームは進みました。今、ナルガクルガのところで詰んでます。

てか、それはどうでもいい!

 

私の頭の中は就職、ゲーム、漫画制作、ブログ、Youtubeなどで埋め尽くされており、恋愛は気まぐれでしか考えてない!

これだから最近の若者は全く・・・ああ、俺か。

 

さてさて、どうしたものか。

一番いいのは自分のやりたいことをやって、それでお金稼いで、そこそこの暮らしが安定しだしてから彼女探しする、になるのでしょうかね?

 

まあ、これが一番いいパターン。

 

2つ目がちゃんと就職して、やりたいことは趣味でやる、その後に彼女というパターン。

これも悪くない。

ただ問題はやりたい仕事がないというのがネックになっている点。

もうアルバイトでええや〜とか思い始めてる。

 

3番目のパターンがもう関係ない! 今作らずにいつ作る!

という行動先のパターン。私が最も苦手となるやつ。

 

自分一人でやる分には行動先パターンできるんですけど、誰かが関わると、そうもいかない。

よく考えたら彼女とは相手がいて成り立つ状態ですからね。

私が何をしてもできない可能性もあるのか。

というより27年間生きてきて、そんな可能性が一つもなかったから私には無理なのでは?

 

あらら〜。お先真っ暗。

 

・・・まあいいか。

とりあえず漫画を描いていよう。

はよ読切を完成させたい。次の作品にいきたい。

もっと作品を描くペースを早めたい。

 

やっぱこっちが優先度高くなっちゃいます。

こんなんだからできないのでしょう。残念だ。